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【東京・日本橋】各県のアンテナショップをみてきました

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地域商社・伊萬里百貨店では新しいモノを作るではなく、先人たちから脈々と受け継がれる伊万里の魅力あるヒト・モノ・コト。そして全国でも見劣りしない文化や風景。
今ある地域資源をベースに企画からデザイン、販売までをワンストップで商品化していきます。
 
オリジナル1号産品「伊萬里和蜂 天然蜂蜜」、2号産品「波浦の塩ミルクジェラート」が当社のワンストップ商品になります。そして、これらを発信する起点が伊万里駅ビルにあるお店になります。
 
その最たる発信の起点が東京にある各県のアンテナショップ。新橋・銀座・日本橋に各県のアンテナショップが集中しています。
今回は日本橋界隈の「長崎、島根、滋賀、新潟、富山、三重、奈良」各県アンテナショップを視察。
 
各県とも地元の名産品がずらりと。
ほとんどのお店に飲食店が併設されて地元の味をその場で味わう事も出来ます。
 
特にお菓子・お米・調味料・サイダーはマストアイテム。
商品パッケージや店内デザインの方向性が統一されている県もあれば、商品をただ集めただけのショップ、スタッフさんの佇まいなどなど、
行き交う人々や日本商業の発祥地・日本橋に出店している意味合いなど諸々勉強になりました。
 
「日本橋という街の雰囲気に伊万里焼のお店があっても似合うだろうな」と伊万里を誇らしげに思ったり。
 
どうしても伊万里に住んでいると『伊万里へ来てもらう』施策を考えがちですが、”気づいてもらう仕掛け”が重要だと改めて感じます。
朝の通勤時間帯に横浜駅を利用してみるととにかく人の波。
一日の平均乗降客数が230万人らしいので、この朝の通勤時間帯だけで軽く伊万里市の人口6万人弱いるでしょう。

伊万里市の観光統計を見ると観光客は平成27年の1年間で約130万人。
https://www.city.imari.saga.jp/14020.htm(統計伊万里)
 
横浜駅の1日の乗降客230万人の0.001%の方が伊万里との接点をもてば毎日230人の方が伊万里との関係を作る可能性があります。
  
人口の多い都市部への接点を一活性のイベントではなくアンテナショップとして常時開設すれば観光・移住定住につながる関係人口を増やす事ができる。
ただ、重要なのは全国の地方都市に勝ち切る伊万里ブランドを構築する事。経済効果に繋げる精度を上げて行かなくてはいけないですが。
 
待つだけではなく、WEBやSNSだけに頼らないヒト・モノ・コトがアナログ的に外に出ていく必要性。
将来的に伊萬里百貨店も東京や横浜に出るべきなのではと今回の視察で感じました。
 
「伊万里を失くさない」ただただこの一心です。