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伊万里の高校生が商品開発の相談に来てくれています

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伊万里農林(実業)や伊万里商業の生徒さんが地域を活かした商品作りの相談に来てくれています。
 
地域商社としてはまだ何も実績を残せていない中で話を聞きに来てくれるとはとても嬉しい事です。
2018年には農林高生がインターシップに当店を選んでくれてこれまた感動的でした。
 
そんな授業や部活の一環でも「伊萬里百貨店さんとコラボして」とか「伊万里を元気にしたい」とか聞くと立派だなと思います。
私が高校生だった30年前は「地域を何とかするのは大人たち」ぐらいしか考えていませんでしたから(笑)
 
今は高校生が地域を考えて行かなければならない時代。
良いのか悪いのか。
何をするにしても大人達はこの子らのためにもビジョンをしっかり持って行動しなければなりません。
 
私は相談に来る生徒さんに伊万里の現状を包み隠さず伝えるようにしています。ちょっと刺激が強すぎる話かもしれませんが生徒さんの目の色が変わるのが分かります。
 
なぜ伊万里の現状を伝え未来を考えてもらうのかというと【思い出作り】や【商品作り】ありきになって欲しくないからです。
 
伊万里の高校生はしっかり将来を考えています。
だからこそ、伊万里を軸にして全国に打ち勝てる商品作りのポテンシャルを感じます。
なので私は「伊万里百貨店とコラボする時は必ず百貨店を儲けさせてください!」と注文します。
 
「高校生が作ったから」を強みにする社会的貢献だけでなく、本来のモノづくりである経済的貢献もできるはず。
 
卒業後も伊万里へ帰省した時に自分たちの作った商品がいつでも伊万里ある。
県外市外へ行ってもネットでいつでも自分たちの作って商品が注文できる。
友達や上司や先輩におススメする事で伊万里が伝わる。
 
モノ・コト作りはその地域しかない物語を伝える手段でもあります。ちょっと難しいかもしれないけど今の実力があれば伊万里の高校生に出来ない事はありません。
 
伊万里の未来は明るい!
 
 
地域商社・伊萬里百貨店では新しいモノを作るではなく、先人たちから脈々と受け継がれる伊万里の魅力あるヒト・モノ・コト。そして全国でも見劣りしない文化や風景。
今ある地域資源をベースに企画からデザイン、販売までをワンストップで商品化していきます。
これからも機会があれば高校生達と伊万里のいいモノ・コトを共に発見していきたいです。
 
「伊万里を失くさない」ただただこの一心です。